コラム

「総武線紀行」スタート

「総武線紀行」スタート

こんにちは。
普段、総武線に乗って、新宿から三鷹までを往復していますが、
せわしない日常からすこしスローダウンして、三鷹~新宿間の約12キロの距離を線路に沿って、のんびり歩いていきたいと常日頃から思っていました。

今回からコラムを執筆していくにあたって、テーマを何にしようかと考えたところ、これしかないということで、「総武線紀行」ウォーキングトリップを描いていきます。


毎回、駅から駅まで1区間を歩いて、木のことやデザインやインテリアに関するものなど、街にある面白いものをいろいろ発見して、みなさんに紹介していきます。
第一回は、三鷹駅からすこし下り方面に戻ったところにある「三鷹跨線人道橋」です。

老朽化のため、昨年末に惜しまれながら撤去・解体のため通行禁止になりましたが、三鷹に通いはじめた頃には、“昭和ヘリテージすげー”と、何度もお昼休みの間に出かけたものです。
見どころは、鉄骨の細い部材で組まれて宙に浮いているフレームの中に入っていくワクワク感!

そして、一番は、南側の階段!!のディテールがたまらなくカッコいい!

線路と道路に切り取られた狭い土地に建てられており、平行四辺形に歪んだ薄いコンクリートの平板を上り下りするため、正面に進むのか、それとも斜めに進むのか、一瞬戸惑うことになります。

通常の階段のように安全性に配慮されたものではなく、上るたびに緊張感を促してくるとても魅惑的な階段でした。


この「三鷹跨線人道橋」をスタート地点として、新宿駅の大ガードのゴールを目指して、これからひと駅ずつレポートしていきます。お楽しみに!

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