国産杉の幅はぎ板 / 白太・節少なめ / W300・L1500・t25mm

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国産杉の幅はぎ板 / 白太・節少なめ / W300・L1500・t25mm

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国産杉を横方向に張り合わせて板状に加工
天然木ならではの風合いが引き立ちます

ポイント
  • 無垢の板を張り合わせてつくられた「幅はぎ板」
      天然木ならではの風合いをお楽しみいただけます。
  • 用途に合わせて木目とサイズを選んでいただけるよう
      バリエーション豊富に取り揃えました。
  • 日本国内で採れた杉材を使用しています。

まるで一枚板
無垢材を貼り合わせて生まれる色と
木目が味わい深い「幅はぎ板」

幅が狭い無垢の板を横(幅)方向に貼り合わせて作られるのが「幅はぎ板」です。 国産杉の一枚板のような、美しい表情と自然な質感をお楽しみいただけます。

当ショップの幅はぎ板は、150mm幅の板(白太は75mm)を貼り合わせて作っています。色味の個体差がある杉材を「赤身」「白太」「源平」と丁寧に色分けしてから製作するため、色や木目のバリエーションが豊富なことが特長です。サイズバリエーションも複数ご用意しており、用途に合わせた1枚をお選びいただけます。

また、長さ方向には木材を貼り合わせないため、つなぎ目の仕上がりが限りなく自然です。木目の美しさなど天然木の風合いを残しつつ、一枚の大きな板を作ることができます。

ご注文は1枚単位から承ります。オーダーを受けてから、一枚ずつ丁寧に貼り合わせてお作りします。

「集成材」との違いは?

幅はぎ材と似ているものに「集成材」があります。
集成材も複数の板を貼り合わせて一枚の板を作りますが、材料は20~30mm程度の幅の木材を使用します。

集成材は、貼り合わせた部材の継ぎ目がハッキリと現れるため、パズルのような個性的で独特な表情を見せてくれますが、幅はぎ材は150mm幅の材を貼り合わせるため、より一枚板に近い仕上がりになります。

「合板」との違いは?

合板の材料は、木の丸太をカツラむきにスライスした「単板(ベニヤ)」と呼ばれる3mm程度の板。
単板を接着剤ではり合わせて作るので、断面はミルフィーユ状になっています。 
木の繊維の方向が直行するように積み重ねて製造します。

合板は表面が均一で整然とした木目になっています。また、複数の単板(ベニヤ)を重ねて製造されているため、積層面の色の違いや質感を楽しむこともできます。
一方で、幅はぎ板は自然な木目や節が特徴です。貼り合わせる板の厚さや幅に現れた色や木目がそのまま見えるため、板のチョイスにより表情が変わります。木材の個性を活かした、温かみのある表情が魅力です。


個性豊かな色味・木目のバリエーション

当ショップでは、木材の節や色差なども「天然木ならではの味わい(個性)」と考えています。杉の「幅はぎ板」でも木が持つ個性をお楽しみいただけるよう、3種類の色味・木目バリエーションをご用意しました。

丈夫で変形しづらい
【赤身】

輪切りにした丸太は中心部分が赤く、この部分を「赤身(赤太)」と呼びます。
硬く、腐りにくく、歪みが起こりにくい丈夫な部分なので、脱衣所などの湿度が高いお部屋にも適しています。
同じ赤身でも色味は様々。どんな板が届くかは到着まで楽しみにお待ちください。

明るく清潔感のある印象
【白太】

丸太の外側の白っぽい部分は「白太」と呼び、「赤身」に比べて柔らかく、節も比較的少ない部分です。

杉の香りや風合いはそのまま リーズナブルな
【源平】

「赤太」と「白太」が混ざった「源平」。
色の変化が見た目にも分かりやすく、華やかな印象に仕上がります。


【個体差について】

無垢材と比べて見た目や寸法のバラつきが少なく、品質も安定しているとされる幅はぎ材ですが、それぞれの木の個性を活かして製造しているので、個体差が生じます。

室温や湿度など、使用する環境によっても反りや割れが発生する場合があります。

※「死に節」について
直径23mm以上のものは取り除きますが、小さいものが混ざり込む場合があります。あらかじめご了承ください。


作りたいものに合わせて選べるサイズと厚み

幅は300~900mmまでの5種類、長さは1000mm/1500mmの2種類、厚みは25mm/40mmの2種類、計20パターンのサイズをご用意しています。

厚みが25mmの板は小型~中型の雑貨や家具を作るのにおすすめ。軽くて、DIY初心者の方にも扱いやすいですよ。

ダイニングテーブルの天板や飾り棚などの制作には、厚み40mmの板がおすすめです。重厚感があり、お部屋の中で存在感を示してくれること、間違いなしです。


(左)厚み40mm     (右)厚み25mm

軽くて扱いやすい :厚み25mm

おもちゃ収納や絵本棚、親子で使えるスツールなど、軽さを活かした家具づくりにぴったりの厚みです。お子さまと一緒にDIYすれば、木の温もりや手作りの楽しさを伝えられます。

(左)杉のボックス / S (中央)杉の収納ボックス (右)杉のボックス / M

重厚な面持ちで安定感が感じられる:厚み40mm

重厚感のある40mmの板は、棚板やテーブルの天板などに最適です。
当ショップオリジナルスチール脚を取り付ければ、木の温かみを感じながらも、スタイリッシュで広々としたダイニングテーブルが完成。
美しい木目を楽しみながら食卓を囲むことができます。
厚みを活かして、椅子の座面部分に使用するのもおすすめです。

杉のダイニングチェア


軽くて移動させやすい厚み25mmの板と、安定感のある厚み40mmの板の組み合わせを楽しむこともできます。

例えば、厚み25mmの板でスツールを作り、厚み40mmの板で造りつけのカウンターを作れば、2種類の板が空間にメリハリを演出してくれます。


サラサラで滑らかな肌触り
経年変化が「味」になる

「幅はぎ板」の表面は240番のサンディングで凹凸をならし、フラットな状態に仕上げます。触り心地はサラサラで滑らかです。基本的には、そのまま塗装したり家具の組み立てに使うことができます。

さらにツルツルのきめ細かな仕上がりをご希望の場合は、400番以上のサンディングで研磨することをおすすめします。

杉材はとても柔らかく、肌触りも滑らかで優しい印象を与えてくれます。保温性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かく感じられるのも魅力。

一方で、柔らかいため傷が付きやすいのも特徴です。傷の入り方を「経年変化による味」と感じていただける方にお手に取っていただきたい材料です。

「仕上げ」加工の違いで異なる表情に!

「幅はぎ板」は、仕上げ加工によって全く違った表情を見せます。当ショップでは「浮造り仕上げ」と「フラット仕上げ」で板に個性を吹き込みます。

「浮造り仕上げ」と「フラット仕上げ」の違い

「浮造り(うづくり)」は読んで字のごとく、「木目を浮き上がらせて造る」加工をさします。このページの商品は「フラット仕上げ」の幅はぎ板なので、表面を拡大して見てみると…

表面は平らで、凹凸のない仕上がりになっていますね!肌触りはサラサラしています。

それとは対照的に、「浮造り仕上げ」の幅はぎ材を見てみると…

表面にくっきりと凹凸が現れていて、木目の美しさが引き立っていますね。

板表面の柔らかい部分を研磨して凹ませ、硬い年輪の部分だけを浮き上がらせているので、肌触りは少しぽこぽこしています。

ツヤがあり、高級感も感じられる浮造り仕上げは、フラット仕上げとはまた違った感触をお楽しみいただけます。

家具職人から

材料選びのワンポイントアドバイス

杉は軽くて柔らかいため、初心者の方でもカットや研磨、塗装などにチャレンジしやすい材料です。
その一方で、柔らかすぎてカットした切り口がボソボソの粗い仕上がりになることも。

切れ味のいい刃を使うときれいにカットできるので、のこぎりもしっかりメンテナンスしてあげてください!

家具職人

若泉 和武

インテリアコーディネーターから

材料選びのワンポイントアドバイス

杉の素朴な風合いはお部屋の中をナチュラルで温かな印象に仕上げてくれます。
国産材100%の安心感もありますし、軽さや柔らかさを活かして、キッズ用家具やおもちゃの制作もおすすめです。
傷が付いた場合は表面を軽くやすりなどで削ることで長くご使用いただけますよ。

ホッとする空間づくりやお子さんの成長に寄り添うDIYにチャレンジしてみませんか?

インテリア
コーディネーター

まつうら

 

国産杉を100%使用し
木材資源の有効活用にも貢献

「幅はぎ板」は、国産杉を100%使用して製造しています。樹齢50〜60年の伐採に適した時期の丸太を使い杉材に加工。無垢材の一枚板は、丸太から切り出せる量に限りがありますが、幅はぎ板は、通常の一枚板では使えない部分も組み合わせて使用するため、伐採された木を無駄なく活用できます。木材資源の効率的に活用でき、国内の森林を守ることにも繋がります。

杉は日本の固有種で、古くから建築の材料や生活道具の材料として身近に利用されてきました。日本の風土で育まれた杉材と触れ合ってみてください。きっとどこか懐かしい気持ちになるはずです。

当ショップは「自伐型林業」を応援しています

「小さな林業」と呼ばれる、自伐型林業をご存じですか?

自伐型林業は、林家さんが自ら森を管理し、小規模な伐採を繰り返すことで継続的に森の手入れを行う取り組みです。多様な働き方にフィットし、新たな就労の場として、地域の活性化にも繋がっています。

きちんと手入れされた健康な森は災害リスクにも強く、200年続く豊かな森へと成長していきます。当ショップは、日本の森林を守ることにつながる自伐型林業を応援しています。

「幅はぎ板」はオーダーを受けてから製造

山から切り出された丸太は、大きさを切り揃えたあと、しっかりと工場の中で乾燥させます。

反りや割れの少ない、安定した品質の板材を作るためには、乾燥はとても大事な工程。工場ではそれぞれの板の状態を常にチェックしています。

幅はぎ板は、オーダーを受けてから職人が一枚ずつ板を貼り合わせ、ご希望の色味やサイズなどに合わせて製造しています。



商品サイズ・仕様

ブランド KIGâRU
素材 杉(国産木材)
サイズ 幅:300mm  長さ:1500mm  厚み:25mm
重量 4.3kg

素材の特性と注意点

杉の木材の特徴

  • 軽量性
    杉の木材は非常に軽量で、加工が容易です。このため、建築材料として幅広く使用されており、特に家具や内装に適しています。
  • 耐久性
    杉は腐食に対して強い耐性を持っています。そのため、屋外の建材や湿気の多い場所での使用に適しています。
  • 断熱性と吸湿性
    杉の木は断熱性に優れており、室内の温度調整に役立ちます。また、湿度を調整する機能も持っており、快適な環境を維持します。
  • 美しい木目
    杉は美しい木目と温かみのある色合いが特徴で、自然な風合いを活かしたデザインによく使用されます。年月を経るごとに色合いが深まり、独特の風格を持つようになります。

杉の木材の注意点

  • 柔らかさ
    杉は比較的柔らかい木材で、強い衝撃や圧力を受けると傷つきやすいです。床材など頻繁に使われる部分には追加の保護が必要になることがあります。
  • 乾燥による収縮
    杉は乾燥によって収縮する傾向があり、気候や環境によってはひび割れが生じることがあります。そのため、使用前に適切な乾燥処理が必要です。
  • 紫外線による変色
    長時間紫外線にさらされると、杉の木材は色褪せやすくなります。屋外で使用する場合は、UVカット加工や塗装を施すことが推奨されます。
  • 耐火性の限界
    杉は自然の耐火性を持っていませんので、防火対策が求められる場面では防火加工が必要です。

お問合せの前に「よくあるご質問」ページをご確認ください。
回答にお時間をいただく場合がございます。ご了承ください。

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